5年経て思うことー備忘録 その8−


後残り2回ですな、この備忘録。

今回もタメになるんだろうか?的なハナシかな(笑)。

さて今回は、この御題。

「世の中の全てのブッケンには、ナニか問題がはらんでいる」

ってコト。

残念ながら、

グスタフが所有している全てのブッケンには、

ナニかしらの問題が存在しているのは事実。

ハハハハっ、アンタはブッケン観る目ないなー。

そんなブッケンしか買えないなんて!

えっ、アナタのブッケンにはナニも問題がない?

それは、それで問題。なぜか?

アナタは、潜在的な問題を認識する能力に欠けているから(笑)。

明確に言いましょう。

完全なるヒトが存在しないように、

完全なるブッケンなど、存在しません!

他よりも良い点が沢山あるブッケンは存在しますが、

そのブッケンもよくよく観察すれば、

潜在的な問題は孕んでいます。

不動産賃貸業をやっていて感じることは、

「ブッケンには、問題点が存在しているが、

 それに対して、アナタの知恵や戦略で、対応できるか?」

ということだけ。

初心者のヒトが買えないというのも、イマなら良くわかる。

なんせ、どれも問題が存在するから、選択がしにくい。

知恵も経験も無い初心者は、

相当勉強して、相当悩んで、

最初のブッケン買って、

失敗するしか方法が無い(笑)。

ワタクシの1号機も問題がありながら、

悩みながら、なんとかリカバリーしました。

でも、未だに潜在的な問題はあります(笑)。

こう考えると、不動産って、

ムリして買うもんじゃないなー

と思います(笑)。

また、

結構多いのは、明らかに失敗の可能性があるのに、

先送りするケース。コレ、ほんと多い。

建築構造上の躯体の問題や

設備関係の問題、

区分なんか、修繕費用の不足などは、

どこも問題があるけど、先送り。

それ以外に、

賃貸市場の変化による需要の変化、

競合の存在も、

外部的要因で、問題化するケース多い。

財務的に破綻する可能性秘めているブッケンも、

対象となります。

後は、法規制の面からの問題。コレもやっかい。

こういう問題を運営上、

対処したり、完全に先送り(笑)したりしているのが、

賃貸業なのかな?と思います。

という訳で、

バラ色のアーリーリタイアメントではなく、

問題を、自転車操業的に

対処しなければならない

不動産賃貸業って、

ナニかが好きじゃないと、

運営できないと思ってます。

えっ!?

ワタクシは、好きですよ、

この自転車操業運営が(笑)。

リスクを取りながら、

収益を得るっていうことは、

立派なビジネスではないかと・・・

でも、ムリのない範囲じゃないと

続けられないかなぁー。