5年経て思うことー備忘録 その1−


確定申告の最終準備をしながら、

「ああ、5年も経てきたかなー」

と感慨深く、趣味の不動産としての活動を

振り返ってみます。

当面は、この5年で思ったことを

ツラツラ書き連ねていこうかと思います。

まず一つ目は、

「不動産賃貸業って、

 冷静に考えるとビジネスとして超ビミョー」

ってこと。

利回りに拘って、地方に進出!?

フルローンで自キャッシュフローを獲得!?

いやいや、そうじゃなくて、

このビジネスモデルの構造として、

致命的な欠陥があるんです!

それは、

”収益は、賃料というスキームのみであるが、

支出は、固定的なもの、突発的なモノを含めて

 多岐にわたる”

ということ。

また、

”賃料という収益を、大幅に上昇させる手段が

ほぼ存在しない”

”賃料以外に、抱き合わせのサービスを提供する

 方法が少ない”

ということ。

言ってみれば、

実入りは限られていて、どんなに頑張っても

売り上げは固定で変わらない、

しかし、

出ていくお金がどんどん増える、

というビジネスモデル。

うーーーーん、

これって、ビジネスモデルとして

ビミョーじゃないかと。

唯一の救いであった、

「需要がある程度見込めていたので、

 安定的に収入が入る」

という部分でしたが、

その部分の前提もグラツイてきた、

ということで、ビジネスとして

斜陽産業入りになりつつある、

という感じ。

特に、

最近の空室期間の長さをみると、

以前より変化を肌として感じられるというか。

この点を考えると、

「賃料格安戦略ながら、収益を上げる仕組みを作る」

「サービスに捻りを入れて、収益構造を改革する」

という戦略になるのかなー。

どちらにしても、

イマから参入するヒトたちは、

巷のカリスマ大家さんのハナシは

鵜呑みにしない方がいいかな?

と思います。

~~~~ つづく ~~~~