5年経て思うことー備忘録 その7−


備忘録も、あと3回ほど、お付き合いを。

今回は、コレにしますか。

「不動産賃貸業は、

 永遠にイマが続くことはない、と

 心に命じるコト」

コレ重要。マジで(笑)。

またまた試験にでますシリーズ(笑)。

投資関係でいつも気になるのは、

「一般の投資家は、

 イマのスナップショットしか考えてない」

ってことでしょうか。

スナップショット?ナニそれ?

カメラとかで、写真を取ったときの状態のこと。

静止点みたいな意味かな?

株、FX、そして不動産の投資家も、

スナップショットしかみてないヒト多い。

その時点の状況が、永遠続く訳がないのに、

上手くいっていると思えるときには、

躁状態になるのが、投資家の悪い癖(笑)。

特に、不動産凍死は、

イマまで見た事無い金額が、

貯金通帳に書き込まれたりして、

「うっほー!!オレも勝ち組じゃないか!」

って思って、躁状態になりやすいかも(笑)。

#まぁ、

 突然やってくる税の重さとか考えると

 イマイチ喜べんハナシですけどねー。

不動産を、

事業として捉えるのであれば、

定期的な利益の創出と事業の継続性、

投資としてみるのであれば、

最終的な回収されるべきリターンの結果、

になると思いますが、

どちらも、

「先を読む」能力が必要とされる。

しかしながら、

中途半端に学習した投資家は、

イマの運営は

マニュアルや教科書通りに、

運営できても、将来は読めない。

将来のコトについての、

マニュアルとか教科書なんか、

存在しないので、

学習しようがないから。

市場の変化が緩やかすぎるので、

あまり危機感は感じてないヒトが多いようですが、

経営的には、危機感を持って、

将来的な対応が必要だと思ってます。

#本業でも、それで失敗したケース観てきているし。

冒頭のハナシじゃないが、

”イマの状況が永遠につづかない”

という認識は重要かと。

危機感を持っている経営層なんかは、

ホンマにパラノイアみたいなヒト多い。

グスタフ戦略として、

いくつか存在するのですが、

他の投資家さんと決定的に違うのは、

「細かいブッケンを、こまめに買う」

ってコト。#コレ戦略なのかな?

細かいブッケンを敢えて選ぶのは、

「将来的に入れ換えを遣りやすくする」

というのを主眼にしているから。

出口からの戦略と、

事業継続性を保つという観点から、

コノ戦略を取ってますが、

爆発的な加速度は無く、

結構しんどい場合もあるけど、

小回りが効いてきたかな?と

思ってます。

バラエティに富む

細かいブッケン達のおかげで、

運営ノウハウも色々と学習できているし。

後は、借り入れを押さえて運営しているので、

BSの見え方も悪くはないかな。

#まぁ、この辺は銀行の評価によりけりか。

安定した運営を心がけて実践しているけど、

それでも、

「この状況は、永遠にはつづかない」

と思い、ナニに進むべきか?

ナニを切り離すか?

を常に考えている状況。

そういう意味で、パラノイア的かな(笑)。

そんな不動産賃貸業って、

イマから参入するヒト興味あるのかな?

なんて思ったりしてます。

簡単じゃなくなっているような雰囲気かな。

でも、

逆にムズカしくなれば、

なるほど、

チャンスもあるってコトで(笑)。

そのチャンスまで、

資産のバランスや経営の知恵、

資金調達の技術を身につけて、

そのときが来たら、

ソッコーで動き出す。。。。

なんてね、たまにはカッコーいいこと言ってみてます(笑)。