【ブックレビュー】なぜビジネスホテルは、一泊四千円でやっていけるのか


以前、不動産関係の本で読んだ著者ですが、

今回はホテルビジネス。

国内出張は、あんまり頻繁じゃないけど、

たまに行く際には、

好みのビジネスホテルなんかに

泊まったりします。

いつも思うのは、

「結構ビジネスとしては、大変なんだろうなぁ~」

と感じてしまってましたが、

この本を読んで、”なーるほど”と思いました。

また、不動産的な見地からの、利益の考え方もオモシロイ。

サービス業じゃ、平米単価とか考えないだろうな。

ホテルに頻繁に泊まるヒトには、

興味がてら、読んでみるのは良いかも。

最後の部分などは、不動産投資と絡むので、

その点は、興味ブカイのは確かですけどね。。。

そういえば、

一昔不動産関係で有名であった方、

ホテルも一時期、経営されていたと覚えてます。

ワタクシの知り合いが、

その方とたまたまお近づきになったそうな。

その方に気に入られたのか分かりませんが、

「自分が経営しているホテルを譲ってやる」

と、言われたそうですが、

その方、ほとんどカネが無かったので、

”お申し出は、ありがたいんですが、

 買いません”

と返答したら、

「オマエは、アホだ!

 こんな良いブッケンを譲ってやるのに!

 カネくらい工面できないのか!」

と、相当罵倒されたそうな。

その後に、色々聞いたんですけど、

個人的には、

”それって、経営が上手くいかないから

 処分したかったんじゃないの?”

と思いました。

この本を読んで、処分したかった理由、

なんとなく理解したりして。。。

なぜビジネスホテルは、一泊四千円でやっていけるのか(祥伝社新書295)
牧野 知弘
祥伝社
売り上げランキング: 64,028